就労選択支援 とは? 制度や利用の流れについて解説

就労選択支援 は、障害のある方の希望や適性、能力に合った働き方や就労支援サービスを選択できるよう支援するサービスです 。

障害のある方が就労支援サービスを利用する際は、本人がサービスの種類や事業所を自身で選択し、利用を開始するのが従来の流れでしたが、自身の希望や適性に合致したサービスや就労先を選択することに課題がありました。

就労選択支援制度は、このような課題を解決するため、2022年の法改正によって新設された障害福祉サービスです 。

この記事では、制度の定義・目的から、利用の流れまで解説していきます。

就労選択支援

就労選択支援 とは?

就労選択支援とは、障害のある人が、本人の希望や適性・能力に合った就労支援サービスを主体的に選べるようサポートする障害福祉サービスのひとつです。障害者総合支援法に基づき、2022年の法改正によって新設されました。

以前から、就労支援サービス(就労移行支援・就労継続支援A型・B型)の利用において、自分の適性にマッチしないサービスを利用している場合や、状況が変わってもその後も同じサービスを利用し続けていたりするケースが課題となっていました。

就労選択支援について :厚生労働省

就労選択支援の目的

就労選択支援では、

  • 本人の強みや課題を本人と協同して整理し、明らかにすること
  • その結果を通じて、本人と一緒に将来の働き方などを考えていくこと

上記を目的とし、就労アセスメントの方法を活用し、 本人と協同の上、本人への情報提供等、 作業場面等を活用した状況把握、 多機関連携によるケース会議、 アセスメント結果の作成を実施、 必要に応じて事業者等との連絡調整を行うものです。

対象者

就労選択支援の対象者は、障害者総合支援法の対象者で、就労に関する支援が必要と認められる方です(年齢制限はありませんが、就労に対し自己決定出来る方が対象になります)。

  • 就労経験が無く、新たに就労継続支援B型を利用する意向のある方
  • 特別支援学校等に在学中の方
サービス類型サービス利用対象者
就労継続支援B型令和7年10月以降】新たに就労継続支援B型を利用する方は、原則、就労選択支援を事前に利用する必要があります(就労選択支援は就労継続支援B型利用の可否は判断しません)。
また、50歳に達している方、障害基礎年金1級の方、就労経験がある方のいずれかに該当する方については、就労選択支援を利用しなくても、就労継続支援B型を利用することができます。
 
就労継続支援B型令和7年10月以前から、就労継続支援B型を利用している方は、希望により就労選択支援を利用することができます。
就労継続支援A型令和9年4月以降】新たに就労継続支援A型を利用する方は、原則、就労選択支援を事前に利用する必要があります。
就労継続支援A型現在、就労継続支援A型を利用している方は、希望により就労選択支援を利用することができます。
就労移行支援【令和7年10月以降】新たに就労移行支援を利用する方は、希望により就労選択支援を利用することができます。
就労移行支援現在、就労移行支援を利用しており、標準利用期間を超えて更新を希望する方は、令和9年4月以降、原則、就労選択支援を利用する必要があります(就労移行支援事業所が明らかに就労可能性があると判断した方は除きます)。

利用までの流れ

  • お住いの市区町村の相談支援センターに利用申請
    • 就労選択支援を利用するためには、障がい福祉サービス受給者証と、サービス等利用計画案の市区町村への提出が必要になります。
  • 就労選択支援事業所の決定
  • 就労選択支援サービス開始(下記:就労選択支援の主な内容参照)
  • 就労系障がい福祉サービスの利用、もしくは一般就労等を選択
    • 就労継続支援A型やB型・移行支援事業の見学を行い、どのサービスを利用するか決定します。

就労選択支援の主な内容

  • 作業場面を活用した状況把握(アセスメント)
    • 支援員が、利用者の短期間の生産活動等を通じて、就労に関する適性等の評価や意向等を整理し、本人と一緒に考えます。
  • 多機関連携によるケース会議
    • 支援員が、利用者や家族、関係機関を招集して多機関によるケース会議を開催、本人が望む働き方について話し合います。
  • アセスメントシートの作成
    • アセスメントやケース会議を踏まえアセスメント結果を作成し、利用者や相談支援機関等に伝えます。 また、これからの働き方や事前準備についても伝えます。
  • 事業者等との連絡調整
    • アセスメント結果を踏まえ、必要に応じ関係機関等との連絡調整を行います。
    • 全体の利用で1か月の期間を要します。
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第42回障害福祉サービス等報酬改定検討チーム資料

まとめ

いかがでしたか?

就労選択支援は、障害のある方が自分らしい働き方を見つけるため、専門的なアセスメントを通じて自己理解を深め、多角的な視点から最適な選択肢を見つけ出すことができるサービスです。

これにより、利用するサービスや就労のミスマッチを防ぎ、安定した生活を送ることが可能になります。

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